こんにちは、やまさき歯科・矯正歯科 院長の山﨑篤です。
今日は「矯正治療での親知らずの抜歯」についてお話しします。
親知らずとは、前歯から数えて8番目に生えている歯です。
一般的には、上あごの左右2本と下あごの左右2本の
合計4本ありますが、もともと親知らずの無い人や、
必ずしも4本が揃っていない人など個人差があります。
また、親知らずの生えてくる場所が不足していたり、
あるいは萌出方向(生える方向)が通常と異なるために、
埋伏(埋まった状態)していたり、傾いてきちんと
生えてこないことも多々みられます。
当院では、”矯正治療で親知らずは必ず抜歯する″ということは
前提ではく、親知らずの向きや他の歯の状態(過去に神経を抜く
治療をしていて他の歯よりも弱っている・今大きな虫歯が
出来ている等)によって親知らずほ抜歯の有無と治療計画を
考えていきます。
★真っすぐ生えている親知らず★
親知らずが真っ直ぐ綺麗に生えているタイプです。
★斜めに生えている親知らず★
親知らずが斜めに生えてしまうタイプです。
また親知らずが生えて一部だけ見えていることがあります。
★水平埋伏の親知らず★
歯茎の中で完全に横に生えてしまうタイプです。
見えていないことがほとんどです。
親知らずの生え方には様々な種類がありますが、
必ずしも矯正治療の前に抜く必要はありません。
またもし治療途中で生えてきても、それが原因で歯列矯正を
中断したり、やり直したりする必要はないのでご安心ください。
しかし、親知らずを残しておくデメリットもあるため、
その点をご説明した上で、患者様の抜きたいタイミングで
抜歯をするようおすすめしております。
歯並びや親知らずの状態によっては、矯正治療前に親知らずの
抜歯が必要な場合もありますので、その場合は診断の際に
お伝えしております。
《 親知らずを残しておくデメリットとは? 》
・虫歯になりやすくなる
歯磨きがしづらく、親知らずとその手前の歯が虫歯になる
リスクが高まります。
・歯茎が腫れるのリスクがある
まっすぐ生えていない親知らずは、歯と歯茎の間に汚れが
溜まりやすく、炎症を起こして歯茎が腫れて痛みがでることが
あります。
・親知らずが生えようとする事によって歯が前に押され
後戻りや、歯並びが悪くなってくることもあります。
上記でもご説明したように、矯正治療開始前に必ず抜歯を
しなければならないというわけではありません。
しかし、矯正治療で美しくきれいになった歯並びへ影響を
及ぼす可能性もないとは言い切れないため、
これを期に抜歯をする方も多くいらっしゃいます。
《 親知らずを抜歯する際の注意事項 》
・親知らずを抜歯すると腫れることがあります。
ご自身のご予定と調整して抜歯の予定を立てていただけたらと
思います。また、腫れる可能性があるため2・3日お休みが
取れるところで抜歯をしたい!と思っている方、中には、
社会人になると中々2、3日のお休みも取りづらいという方も
いらっしゃいますので、そのような方は矯正治療はまだ先に考え
ておられていても、学生の間に抜歯しておくこともお勧めです。
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当院の歯科医師は、インビザラインの症例数が
年間50症例以上のクリニックに送られる
『プラチナプロバイダー』に認定されました。
ありがとうございます!
これからも、丁寧な説明と治療で1人でも多くの方の
歯並びを治し、満足して頂ける様に頑張ります。
どうぞ宜しくお願い致します。
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当院は、患者様のお気持ちに寄り添い、
「笑顔」と「健康」を手に入れる
矯正治療をご提供しております。
『無料矯正相談』実施中です。
検査・診断・治療計画の説明をさせて頂きます。
初診のご予約はお電話にて受付致します
現在通院中の患者様も対象となりますので、
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